明善的な見方

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST FINAL BEST(DVD付)
ついに最終決着！
ホムンクルスとの戦いもそうですが、エルリック兄弟の旅にもピリオドが打たれました。

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＜感想＞
フラスコの中の小人“ホムンクルス”は、ついに地にはいつくばった。
歓喜が沸き上がる中、彼は賢者の石を求めてグリリンに襲い掛かります。
引き寄せられるグリードでしたが、リンが必死で引き止めます。
自らが王になる為ではあるものの、友としての理由が大きそう＾＾

それが分かったグリードは、人生で最初で最後の嘘をつき、
リンと分離してリンを救います。
だってグリードは満足しちゃいましたから！
ホントに欲しかったのは魂の友達で、リンやエドたちがもう仲間ですからね(^O^)g

そんなグリードは、ホムンクルスの身体をボロ炭に炭化させていき、
途中で引きちぎられますが、グリードは満足した顔で去っていきました。
最初は敵としての出会いでしたが、その時からホントにいいヤツでしたね(つД`)

エドによって炭化したホムンクルスを貫かれ、ホーエンハイムの仲間たちも解放されました。

「生まれた場所に帰れ！フラスコの中の小人“ホムンクルス”」

広い世界を求めた結果が元に戻るとは皮肉な話です。
しかし、それも当然で自分では何も対価を支払おうとしなかったゆえですな。

神によって絶望を与えられるホムンクルス。
自分が与えようとしたものが、自らが永遠という名の絶望を与えられました。
目の前に答えがあったのにそれに気付こうとしなかった。
逆に、切り捨てた感情たちがそれに気付いていたとは･･･
ホントに皮肉な話ですよね(-_-;

戦いはまだ終わっていない。
アルがまだ戻ってきていないからです。
リンは賢者の石を差し出しますが、賢者の石は使わないって約束しましたからね。

だから、ホーエンハイムも同じように申し出たのも断りましたが、
父親として息子たちを想う気持ちはエドの心に突き刺さりました。

「馬鹿言ってんじゃねぇよ、クソ親父！」

初めて親父って呼びました!!!(＾O)＝3
やっと、やっと親子に戻れた瞬間ですね(T-T)

何かに気付いたエド。
仲間が、みんながいる！

「ちょっと行って来るわ！」 「鋼の錬金術師、最後の練成にな！」

真理の扉の前にやってきたエドが、アルを助ける為に差し出したのは自らの真理の扉。
まさか、そんな方法があったとは…
『一は全、全は一』
真理が全てではなく仲間がいる、自らも欠けることなく。
これがこの作品のテーマ！
素晴らしく、かっこよく提示されましたね＼＾o＾／

「さぁ、帰ろう一緒に」

無事にアルと帰還。
アルは父と握手を交わして、久しぶりに人の温かみを感じることが出来ました＾＾

そして、事態は一部の上層部が大規模の錬金術の実験によるものだとされ、
ブラッドレイも巻き込まれて死亡したと報道され、事後処理をロイさんとオリヴィエさんによってなされました。
どっちがトップになるんでしょうか？

自分の血を分け与えたホムンクルスは、ホーエンハイムにとっては子供でもあったわけですね。
そして、本当の息子である兄弟はみんなに感謝される存在に。
父親としては、これ以上とない誇りでしょうね(^O^)g

永い永い旅の終着点は、トリシャの墓の前。
長生きしていたことを悔やんできましたが、
トリシャと出会い、息子たちに恵まれたことで長生き出来たことを初めて感謝できました。
そして…
ホーエンハイムぅ～～!!!(　┰_┰)
でも、満足感いっぱいでトリシャのところへ行けたのは良かったとも言えますね(つД`)


いい最終回でした!!!(ﾏﾃ
というか、ホントにそう思うくらいに綺麗に纏まっていたと思いますよ。
次回は、兄弟の新たな旅(人生という名の)の始まりを描くのかな？
エド×ウィンリィやアル×メイとかを是非ｗ


次回「旅路の涯」




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